論語 泰伯8-17

泰伯

【白文】
子曰、
學如不及、猶恐失之。

【書き下し文】
子曰しいわく、
まなぶにおよばざるがごとくするも、猶之なおこれうしなうをおそる。」

【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「学問をするときに、いくら追いかけても追いつけないないような気持ちで臨んでも、それでも見失う恐れがあるのだ。」

ハチ

2つの教訓があるとして考えてみました。

どのような教訓ですか。

ハチ

1つは、学問は追いかけても追いかけても追いつけないようなものだ。
だから中途半端な気持ちで臨んではならないということです。
中途半端な気持ちで取り組んでいれば当然に学問の本質など見えてこないのだと思います。

もう1つは?

ハチ

このように学問は簡単なものでありません。
それでもあきらめずに追って追って追い続けなさいということです。

なるほど。
真剣な態度で走り続けなければならないのですね。

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