論語 泰伯8-18

泰伯

【白文】
子曰、
巍巍乎、舜禹之有天下也。
而不與焉。

【書き下し文】
子曰く、
巍巍乎ぎぎこたり、舜禹しゅんう天下てんかたもてるや。
しこうしてあずからず。」

【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「堂々としたものだな、舜や禹が天下を統治したやり方は。
(家臣に政治を任せて)自分たちは関与しなかったのに。」

ハチ

孔子が舜や禹の天下の統治のしかたを褒め称えています。

どのような統治のやり方だったのですか。

ハチ

優秀な家臣に実務を任せ、自らは君主として堂々とした態度で見守る姿勢をもっていた器量の大きさだと考えられます。

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