論語 郷党10-27

郷党

【白文】
升車、必正立執綏。
車中不内顧、不疾言、不親指。

【書き下し文】
くるまのぼれば、かならただしくちてすいる。
くるまうちにては内顧ないこせず、疾言しつげんせず、したしくゆびささず。

【現代語訳】
(先生は)馬車に乗られるときは、必ずまっすぐ立ちひもをしっかりと握った。
馬車の中では後ろを振り返らず、大きな声で早口で話さず、指をさしたりしなかった。

ハチ

当時、馬車は身分の高い人しか乗れませんでした。
馬車に乗るときには乗るときの礼儀作法があり、孔子がそれを守っていたことが説明されています。

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