【白文】
子曰、
如有周公之才之美、使驕且吝、其餘不足觀也已。
【書き下し文】
子曰く、
「如し周公の才の美有りとも、驕り且つ吝かならしめば、其の余は観るに足らざるのみ。」
【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「たとえ周公旦のように美しい多様な才能があったとしても、傲慢でケチだったならば、その他のことは見定める必要はない。」
孔子が嫌っていたものが読み取れます。
それは何ですか。
傲慢な態度とケチであることです。
傲慢でケチな人は才能があってもダメなのですね。
はい。
どんなに優れた才能があっても、傲慢でケチな人間はもう見る必要はないと述べています。
優秀であっても傲慢で威張り、ケチな人間を嫌悪していることがわかります。
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