論語 泰伯8-15

泰伯

【白文】
子曰、
師摯之始、關雎之亂。洋洋乎盈耳哉。

【書き下し文】
子曰しいわく、
師摯ししはじめ、関雎かんしょわりは、洋洋乎ようようことしてみみてるかな。」

【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「師摯が音楽の演奏を始め、關雎の終わりに至ると、ゆったり広々とした音楽が耳に満ちあふれる。」

ハチ

師摯(音楽の長官)が音楽を演奏し、「關雎」の章の終わりごろまでくると、ゆったりと落ち着いた音楽が耳にあふれると述べています。
音楽を重んじ愛した孔子の姿が浮かんできます。

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