論語 憲問14-27

憲問

【白文】
子曰
不在其位、不謀其政。
曾子曰、
君子思不出其位。

【書き下し文】
子曰しいわく、
くらいらざれば、まつりごとはからず。」
曾子曰そうしいわく、
君子くんしおもうことくらいでず。」

【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「その地位になければ、その職務についてあれこれ思考しない。」
曾子が言った。
「君子は思考することがその地位を逸脱しない。」

ハチ

2つの教訓があると考えました。
1つ目は、政治について語るにはそれにふさわしい地位に就くことが必要だということです。
2つ目は、政治について思考するときは、自分の地位・役職の範囲のことをしっかり考えなさいということです。

コメント