【白文】
憲問恥。
子曰、
邦有道穀。
邦無道穀。
恥也。
【書き下し文】
憲 恥を問う。
子曰く、
「邦に道有れば穀す。
邦に道無きに穀するは恥なり。」
【現代語訳】
原憲が恥について質問した。
先生がおっしゃるには、
「国が安定しているときに給料を受け取るのは良い。
国が混乱しているときに給料を受け取るのは恥だ。」
現代の役人にも読んでもらいたい教訓ですね。
仕事が正しく行われていなかったり、仕事の成果が出ていないときに給料をを受け取るのは恥なのですね。
実際に給料を受け取らないわけにはいきませんが、このくらいの覚悟をもって任務を果たしてほしいものです。
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