【白文】
子曰、
巧言令色、鮮矣仁。
【書き下し文】
子曰く、
「巧言令色、鮮なし仁。」
【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「言葉づかいが巧みでとりつくろった表情をする人は真心が少ない。」
上手い言葉を並べたり、うわべだけ良い顔をする人には真心が少ないと述べています。
褒められたり、笑顔で接してもらえると悪い気はしないのですが・・・。
もちろんそうですが、その言葉や笑顔のもとに真心がなければなりません。
選挙が近づいたときだけ立派なことを言う政治家や、言葉巧みに近づいてきて人をだますような人もいるので注意しなければなりません。
真心にもとづいた言葉や表情なのかを見極めなければならないのですね。
簡単なことではないかも知れないけど、そういう目を養っていく努力をしよう。
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