論語 学而1-5

学而

【白文】
子曰、
道千乘之國、敬事而信、節用而愛人、使民以時。

【書き下し文】
子曰しいわく、
千乗せんじょうくにみちびびくに、ことつつしみてしんようせっしてひとあいし、たみ使つかうにときもってす。」

【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「千台の戦車と多数の兵士をもつような国を治めるには、慎重に事を行い信頼を得て、公費を節約して人々を大切にし、人民を使うときは人々に負担にならない時期にしなければならない。」

ハチ

国を治める際に留意する点が読み取れます。

力を持った国でも様々な注意点があるのですね。

ハチ

力を持った国だからこそ注意しなければならないことも多いのかも知れません。
特に人民との接し方は重要だと思います。
人々を大切にし、力を借りるときは負担にならない時期を選ばなければならないということは、国を治める者だけでなく、人を使う立場の者にとって広くあてはまる教訓です。

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