論語 衛霊公15-24

衛霊公

【白文】
子貢問曰、
有一言而可以終身行之者乎。
子曰、
其恕乎。
己所不欲、勿施於人。

【書き下し文】
子貢問しこうといていわく、
一言いちげんにしてもっうるまでこれおこな者有ものありや。」
子曰しいわく、
じょか。
おのれほっせざるところを、ひとほどこすことな勿かれ。」

【現代語訳】
子貢が質問して言った。
「一言だけで生涯実践していくべきものはありますか。」
先生がおっしゃるには、
「それは恕かな。
自分がして欲しくないことを、他人にしてはならない。」

ハチ

「自分がして欲しくないことを、他人にしてはならない。」ということは、生涯実践すべきことだと孔子が子貢に説明しています。

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