論語 為政2-1

為政

【白文】
子曰、
爲政以徳、譬如北辰、居其所、而衆星共之。

【書き下し文】
子曰しいわく、
まつりごとすにとくもってせば、たとえば北辰ほくしんところて、衆星しゅうせいこれむかうがごとし。

【現代語訳】
先生がおっしゃるには、
「政治を行うのに徳をもって行えば、まるで北極星が中心にいて動かず、周囲の星がその周りをめぐるように、民衆の調和がもたらされるだろう。」

ハチ

政治を行う際の注意点を北極星に例えて説明しています。

北極星に例えるなんて美しいですね。

ハチ

北極星は天頂にあります。
その北極星を中心に他の星が周りをめぐっています。
君主が徳による政治を行ったならば、君主を中心にして民衆の和が実現できるということです。

徳による政治を行いなさいということですね。

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