論語 述而7-31

述而

【白文】
子與人歌而善、必使反之、而後和之。

【書き下し文】
ひとうたいてければ、かならこれかえさしめて、しかのちこれす。

【現代語訳】
先生は誰かが歌いそれを良い歌だと思ったときは、必ずもう一度歌ってもらい、その後で自分もいっしょに合唱なさった。

ハチ

音楽も愛した孔子が、他者といっしょに音楽を楽しむことがあったことを示しています。
多くの人から尊敬のまなざしを向けられていた孔子ですが、他者と共に音楽を楽しむなど気さくな人柄であったことが読み取れます。

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